中井昌暁が考える、ニュースの必要性

どのような仕事に就こうとも決してやってはいけないことがあります。

それは犯罪です。

このように説明しますと当然というかもしれませんが、知らない間に犯罪を犯しているということもあります。

実際、新聞などにはそのようなニュースが流れることがあります。

自分では気がつかない間に人を傷つけていてはやはり気分のよいものではありません。

そのようなことが起こらないように日々世の中には関心を持っておくことが大切です。

中井昌暁も日々気をつけています。

知らない間に犯罪者になっているのも困りますが、会社の論理と社会の倫理のはざまで悩むこともあります。

企業というには利益を出すのが絶対使命ですが、そのためにはなにをやってもいいということではありません。

しかし、現実問題として少しばかりの違法を犯すことで企業が生き残れるなら誰でも悩むものです。

そのようなときに正しい判断をするためにはいろいろな教養を身につけることが大切です。

教養を身につけることで善悪を正しく分けることができるからです。

社会人にとって最も大切なことは企業人にある前に社会人であるということを知っておくことです。

世の中で事件が起きない日はありませんが、その事件においてはマスコミがどれを取り上げるかがとても重要です。

昔から「犬が人間を噛んでもニュースにはならない」が、「人間が犬を噛んだらニュースになる」と言われています。

マスコミにとって重要なことは世間の注目を集められるかどうかです。

それが取り上げるかどうかの判断基準です。

世間の注目度が判断の基準になるのはテレビの視聴率と同じでどれだけ関心を持たれるかが重要だからです。

マスコミの使命としては世の中の情報を多くの人に知らせることですが、その使命を果たすためには収益性が重要になってきます。

収益性とはわかりやすく言いますと、ズバリ広告による収入です。

中井昌暁が思うに、今の世の中はある意味広告が経済の中心になっているといっても過言ではありません。

今、新聞業界の将来が危ぶまれています。

その理由は単純で販売部数が激減しているからです。

販売部数が激減することは単に売上げが減るということではなく、広告にも大きな影響を与えています。

中井昌暁も最近知ったことですが、これをご存知の方も多いでしょうが、新聞は販売の売上げと広告料金によって成り立っています。

販売数が減りますと、新聞に広告を出そうと考える企業が減ることにつながります。

常識的に考えて、読む人が少ない媒体に広告を出しても意味がないからです。

このことも今の世の中が広告によって左右されていることがわかります。

昔では考えられなかった職業の一つにユーチューバーがあります。

ユーチューバーとは自分でネット配信をすることを職業にしている人ですが、これを単純に言ってしまいますと「自分でメディアを作ること」です。

昔はメディアを作るのは専門業者だけに与えられた特権でした。

しかし、ユーチューバーの出現によって専門業者でない一般の人でもメディアを作ることが可能になりました。

そして、それを可能にしたのも広告です。

素人でも広告を載せることが可能になったことが大きな要因です。

しかし、広告業界があまりに力を持ちすぎると問題が起きます。

以前「戦争広告代理店」という本が出版され世界に衝撃を与えましたが、この本は広告によっていかようにも事実を捻じ曲げることができることを教えています。

かいつまんで説明しますと、国家同士の争いが起きたときに自分たちに同情が集まるような広告を打つことによって国際社会において、自分たちが有利な立場を確立した過程が掛かれています。

メディアの使命は事実をそのまま伝えることです。

誰かのフィルターや策略家の思惑が入っていない事実を伝えることが大切です。